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2006年06月25日

シルクロードの音色

久しぶりのコンサートへ、初めて一人でのコンサートへ行ってきました。
正倉院復元楽器コンサート「よみがえる天平の調べ」を聴きに「ルネッサ長門」まで。

画像 006.jpg

神社の関係でご案内を頂いたのですが、再来年当宮が創建1300年を迎えるということもあって、
同じく1300年前の楽器の演奏という縁を感じまして。

シルクロードの終着点であった平城京、そしてそこに集まった宝物の中から再現された楽器。
そこには、すばらしい宝飾が施されており、当時の文化の質の高さを感じました。
また、その音色は大陸を感じるような乾いた素朴なものでしたが、再現した当時の楽譜を演奏すると、
その曲の優雅さ、繊細さには驚きでした。

日本に多大な影響を与えた大陸文化。
そして、シルクロードを通じて大規模な交流がなされたあの時代の人々は、現代の我々以上に、
とても大きな心、健全な国際感覚を持っていたのではないかとさえ思いました。

楽団「天平楽府」の演奏もすばらしかったのですが・・・
それと同様に、いやそれ以上に印象深かったのが、NHKアナウンサー高橋美鈴さんの解説でした。

語りに聴き入り、顔に見とれ・・・。美しい方の美しい声はいいものですねえ。

2006年06月16日

『クロ物語』

思い出したら更新となってしまっております「ひとりごと」。何とも面目ない。

さて、先日ある方の講演で胸を打つお話しを聴きました。

『クロ物語』という、シベリアに抑留された日本人収容者と犬の話です。

先輩方はよくご存じの話かもしれませんが、若い人達はあまりご存じないのではと思いご紹介します。

こちらに1月にフジテレビで放送された物語の内容が記されていますのでご参照下さい。

極寒、極悪な環境で懸命生き、そして温かい心を持ち続けた日本人収容者たち。
恩を忘れず純粋な愛情を貫いた犬「クロ」。

もちろん、講師の方の語り口でジ〜ンとくるものがありましたが、
生きることさえ大変な時代に、こんな澄んだ心が通い合っていたことに感動しました。

戦争の時代は暗黒の時代である、のような教育を受けてきた私たちの世代、そして今の子ども。
大変な時代にあってさえ、日本人の心がどれだけ純粋で豊かで温かいものであったか。
むしろ、あの時代に学ぶことは、たくさんあるはずなんですよね。

早速、子どもと読むために 『クロ物語』〜氷海に飛び込んだ犬を注文しました。
楽しみです。