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2010年11月27日

中国の教育

水曜日。

祖父、父もご交誼を賜り、私共夫婦の仲人もして頂き、

親子三代に亘りお世話になっている美祢の宮崎義敬先生のお宅に

久しぶりにお邪魔してきました。


宮崎先生には、第8回となった当宮「鎮守の森コンサート」で

大変なご尽力を頂いており、今年の御礼に伺ったんですが、

毎年いろんなお話しが伺えるのも楽しみにしています。


鎮守の森コンサート http://www.toishi.co.jp/hachiman/chinju/index.html


宮崎先生は、昨年まで神道政治連盟の会長をお務めだったので、

時局のお話しはもちろんながら、先般沖縄に出向かれた際に

「来年のコンサートで沖縄の歌と三線と踊りができないかと、宿題を出してきた」

と、ご自身と沖縄の方々との幅広い人間関係のお話しも伺うことができました。

「振り返ってみると、人生は出会いと人脈」というお言葉も。


また、先生のお嬢様は日本に帰化された中国男性とご結婚されたそうで、

上海で広告業を営みながら暮らしておられるとか。


そこのお孫さんは、日本人として中国の学校に学んでおられるそうですが、

「夏休みに孫が帰ってくると驚くことが多いよ」とのことでした。


中国の学校では小学校6年で、夏休みの宿題で自由作文が100も、

覚える漢詩は50もあるとのことでした。


それから、教室の後ろには各生徒の成績や功績が星で張り出されていて、

テストの成績が良ければ星がもらえ、運動で表彰されれば星がもらえ、

さらに、成績のよい子が悪い子を教えて、教えた子の成績が上がれば

また星がもらえる、ということで学校にイジメもない、ということでした。


中国の脅威は、経済でなくまさに教育にあるのではないか、そう思いました。


ちなみに、ご夫婦の間で「歴史認識の話し」はしないようにされているそうです。

いくら仲が良くても、歴史認識の話しになると、言い争いになり、このことには

もう触れないようにしておられるとか。


歴史認識は国によって違って当たり前。

これに正面からぶつかると民間交流もできません。


夫婦でもそうなんだ、と実感しましたが、

「両国で共通の歴史認識を持つ研究を」なんて、無理、無駄なことを未だ公然と

言ってる政府や政治家には、こうした現実から学んでほしいと思う次第です。


日本が「ゆとり」なんて言ってたのを、中国は横で笑ってたでしょうね。


そうそう、昨日、銀行関係の講演で、元ラグビー日本代表監督の平尾誠二さんも

こんなことも言われました。

 「日本人の気質が変わってきた。 反発係数が低下してきた。

  育てる前に鍛えることがなくなったからではないか。

  逃げ場がない状況に追い込む、そして乗り越えさせる時も必要。

  そうやってこそ、強い意志を持った人間ができる」って。

2010年11月20日

『デフレの正体』

今週は、山口に行ったり下関に行ったりと、なんかバタバタましたが、

車窓から見る山々はきれいに紅葉していました。

いい季節ですねえ。


さて、昨日も、藻谷浩介氏の講演会で山口に行ってきました。


藻谷君は、周南市出身で、同じ高校の二つ後輩にあたります。

後輩といっても君と呼ぶのも恐れ多いのですが・・・

今や、近著『デフレの正体』が16万部も売れているそうで、

相変わらず超人的なスケジュールで活躍している男です。


彼は、東大を出て日本開発銀行に入行。

全国市町村の99.9%と海外59か国を訪問するなど、

今や地域振興の分野では第一人者です。

この日の講演も、NHKのクルーが元旦のNHKスペシャル用の撮影を。


『デフレの正体』はまだ半分くらいしか読み終えていませんが、

講演でも改めて語られていたのは、

経済は「人口の波」で動いている。

その正体は、現役世代の減少と高齢者の激増による内需の激減にあり、

ということでした。


デフレ、景気が悪い、空き家、空きテナント、就職難、・・・

都市も地方も同じ、いや都市の方が深刻かも。

 
 00-05年比較ですが、

 山口県では

 15~64歳 -5万人  65歳~ +3万人

 首都1都3県では

 15~64歳 -7万人  65歳~ +118万人


 毎年1万人のペースで現役世代が減っていく山口県も深刻ですが、

 毎年23万人強スピードで高齢者が増えていく首都圏も大変です。

 東京では、救急車は出ずっぱりで来てくれない、
 
 さらに来てくれても受け入れる余裕のある病院もなくたらい回し・・・

 こんな状況のようです。


僕らはどうも、ほんとうにどうしようもなく大変な時代を迎えているようです。

詳しくは、書店に平積みの『デフレの正体』で。

わかりやすい本です。目からウロコですよ。


今関わっている中心市街地の活性化に向けた話しも、講演では盛りだくさん

聞くことができました。

人口の波に合ったコンパクトシティーへの変革ができなければ、

街も行政も生き残れないというのが現実です。


これを、どうにかして、人口が増えてきた時代の感覚の染みついた地権者、商業者、

市民に理解してもらわないといけない、それが命題なんですねえ。

2010年11月14日

東京のおばちゃん

水・木・金と、久しぶりに上京してきました。


電車の中で、元気のいい東京のおばちゃん達の会話がおもしろくて、

聞いてないふりしながら、品川まで楽しませて頂きました。


「最近さあ、中国ってさあ、調子に乗りすぎてると思わなあい。

 さっさと、やっつけちゃえばいいんだよ、あんなのさあ。」


「こないだねえ、日本も徴兵制にするのがいいって旦那に言ったらさあ。

 俺はもう歳だから行かないけど息子が行くようになるぞ、

 なんて言うもんだからさあ、何言ってんの、息子は将来があるんだから、

 私らが行くに決まってるじゃない、って言ってやったわよお。

 そしたらさあ、おまえが行くのかって聞くのよお、

 だから、当たり前、男も女も関係なし、ってさあ。

 女の方が強いわよねえ。ハッハッハ」

と、何とも勇ましい、愉快なおばちゃんでした。


ちょっと大げさですが、

尖閣問題などで、国民は自然と 「自分の国は自分で守るしかない」

と危機感を感じ始めているのかもしれません。

ほんとうに自然に。

2010年11月06日

日本地図

昨日今日と、中国漁船の衝突映像がユーチューブで流れた件は、

日本のみならず、世界にさまざまな影響を与えたことでしょう。


私も、昨日の午前中に、知人からのメールで映像が流れている連絡があり、

良識ある友人諸兄に早速お知らせした次第でした。


映像を見た感想・・・ここまでやられてたら、弱腰政府はよう公開せんはず、

と思いました。

以前から言われているように、あれはまさに漁師さんの行動ではないですね。


「日本ほど多く領土問題を抱えている国はない」

と、朝のニュースで外交評論家が言っておりましたが、

その時に、以前自衛隊の方による防衛講話で、こんな地図を見た時の衝撃を

思い出しました。


geopoliticaljapanmap.jpg


大陸から日本を見ると、小さい島ながら、こんなふうに目の前をふさいでいる国、

ということにになるんです。

わが国がこういう状況にあるということを、国民がもっと意識することも

大切かもしれません。


天気予報もこんな地図でお知らせしたら、

国民の防衛意識はきっと高まる、に違いありませんが。

2010年11月04日

修身と教育勅語

今朝は、周南倫理法人会のモーニングセミナーで、

お話しをさせて頂きました。


朝会場に向かう5時半頃、車外の気温は、7度でした。


さて、テーマは「修身と教育勅語」。

教育勅語渙発120年の年、そして前日が「文化の日」。

「教育勅語」が、時代を超えて、国の隔てなく、普遍的な人の歩むべき道を

お示しになられたものである、ということを知って頂ければと。


そして、教育勅語に基づいて人格の形成を目指したのが「修身」。

修身の教科書に記載されていた3つのお話しをご紹介しました。


 『佐久間艇長の遺書』  

 『稲むらの火』

 『エルトゥールル号遭難事件』(時間切れでお話しできず)


佐久間艇長と乗組員の話しは、話しながら胸に込み上げてくるものがあります。


明治のリーダー達は素晴らしい人格を兼ね備えていましたが、

国民一人一人も素晴らしい道徳心をもっていたことに深く感動します。

日本の発展は、やはり日本精神の成せる業であったと、改めて感じます。


そして最後に、京都大学中西輝政教授が記されていた言葉を、

お伝えしました。

  「国家の最後の砦は、国民の道徳心である」


会社の最後の砦、家庭の最後の砦も、道徳心なのではないか、

まさにそう思う日でありました。