« 2011年05月 | メイン | 2011年07月 »

2011年06月27日

神も仏も

もうすぐ6月30日。

早くも、今年一年の折り返し点を迎えます。


30日は16:00から「夏越の大祓式」(なごしのおおはらいしき)

を行います。午後は、茶菓の接待もしております。ぜひご参列下さい。


さて、今日は、平生町の般若寺さんから15名のご参拝をいただきました。

般若寺さんには、家内の両親がかねてよりご縁があったのですが、加えて、

以前に真言宗の若手僧侶の皆さんの研修会に私が招かれたことがありまして、

般若寺の福嶋住職さんとのご縁をいただいています。

福嶋住職は、子供のお宮参りも七五三も神社にお参りします、という若いのに

きちんとしたお坊さんなんです。


今回は、「参拝の仕方や神社のことを詳しくお話し下さい」というリクエスト

でしたので、正式参拝を含めて1時間ほど説明をさせていただきました。

そして、参拝後に読経も。


神前での読経は、ご住職以外皆さん初めての経験ではなかったかと存じます。

しかし、昔はそれが普通の時代もありました。


明治以前にさかのぼれば、「神様も仏様も姿が違うだけで元は同じ」という

「神仏習合」という信仰がありました。

八幡宮のご祭神は「八幡神であり八幡大菩薩である」ということです。


遠石八幡宮は、元に朝倉八幡と称した時代があり、ここ朝倉山には十二の宿坊が

あったと伝えられ、真言宗園通寺「五智輪坊」の名もあります。

社僧と神主の両方がお仕えしていたことも、神社の釣鐘の銘に、その両方の名が

刻まれていることからもわかります。


日本人の信仰は、「神か仏かでなく、神も仏もである。」と言われます。

こうした神仏を共に敬う心が、日本人の大らかな民族性の源のような気がします。


2011年06月24日

北海道

氏子の代表として神社のお世話をし、神社を支えて下さっている存在が

「総代さん」。

神社にとって大切な総代さんの全国大会が、今年は北海道旭川市で開催され、

今回初めて参加してきました。

山口県からは9名の参加です。


旭川を訪れるのは、JCの全国大会以来10数年ぶりの2回目。

その時の記憶といえば、「とても食べやすく包丁の入った毛ガニ」と、

「さっぱりした味わいの紫蘇焼酎の鍛高譚(たんたかたん)」くらいしか。


人口35万人の道央の中核都市旭川市は、美しい自然と整った町並みを有する

暮らしやすそうなところでした。

最近は「旭山動物園」で一段と有名になっています。


この度は、時間に余裕のある日程でしたので、神社参拝や施設見学などもでき、

貴重な北海道の旅となりました。


goryouki.JPG
 「政府専用機」
 羽田空港で発見!皇太子殿下がドイツをご訪問との由。御料機ですね。

hokuchinkinennkann.JPG
 「北鎮記念館」
 屯田兵と旧陸軍第7師団の資料を展示。北海道の開拓と北の防衛の歴史を学ぶ。


asahikawazinnzya.JPG  tamagusi.JPG
 旭川屯田ゆかりの「旭川神社」
 参拝後、境内の「旭川兵村記念館」で、屯田兵と家族の生活や歴史に触れる。 
 北海道は榊が育たないので、「イチイ(一位)」の玉串。
 

kamikawazhinnzya.JPG  komakuma.JPG 
 旭川の鎮守さま「上川神社」
 北海道の神社の社殿は、雪に堪えるために大きくて頑丈に造られています。
 本殿の大前には「こま犬」ならぬ、熊の彫り物が。


asahikawadoubutuen2.JPG
 「旭山動物園」
 1時間ほど見学しましたが平日でも入園者が多い!夏休みは大変でしょう。


taikai.JPG
 「全国神社総代会大会」
 記念講演は、旭山動物園の園長さんの「命」についてのお話でした。


hokkaidouzinnguu.JPG  simenawa.JPG
 北海道の守護神「北海道神宮」
 規模にしろ、施設にしろ、「北の明治神宮」のような風格です。
 神門のしめ縄は独特の様式でした。


以上、長々となりましたが、2泊3日の北海道の旅でした。

2011年06月19日

日本の誇り

6月になって、各種団体の総会が目白押し。

総会+懇親会がセットなので、胃腸が大変です。


先日も、山口県防衛協会周南支部の総会がありました。

防衛協会とは、平和にどっぷり漬かってしまっている日本国民に

防衛意識の普及を図ろうとする団体です。

  山口県防衛協会HP http://www.y-defense.jp/index.html


総会後、「自衛隊の現状について」自衛隊山口地方協力本部本部長の

澄川 浩一等空佐より講演がありました。

今回の震災において、山口県の自衛隊がどのような活動を行ったか、

また、日本の自衛隊と世界の軍隊との比較で、日本の防衛力の現状を

説明して頂きました。


韓国、台湾、中国、北朝鮮、ロシアなどの近隣国と日本では、予備兵(予備自衛官)

の数が圧倒的に違うことを指摘されました。

これが、有事に備えての本気度の違いだということです。


また、「服務の宣誓」を紹介されました。

 「・・・事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、
  もって国民の負託に応える。」

自衛官になる際、自らの使命を確認し署名するそうです。


こうした使命感をもって、常に国防にあたっている自衛官たちのお陰で、

我々は日々安心して仕事をし、ゆっくり休むことができているんです。

感謝せねばなりません。


うろ覚えですが、米国でのこんなエピソードを思い出しました。

 孫とおじいさんがエレベーターを待っていました。

 そこに、兵隊さんが歩いてきて後ろに並ばれました。

 しばらくしてエレベーターが到着しました。

 孫が乗ろうとしたらおじいさんが手を引き、兵隊さんを先にと勧めました。

 どうして子供や年寄りが先でないのか、と孫がおじいさんに尋ねました。

 するとおじいさんは、こう答えました。

 「この方達は、命がけで私たちを守ってくれている大切な人達だからだよ。」


防衛のみならず、災害救助、国際貢献などでも、日本の自衛隊は素晴らしい活躍を

されています。

その優秀さは、世界の軍隊から高く評価されています。

世界の人々から感謝されています。

自衛隊のことを知れば知るほど、私は、日本の自衛隊を誇りに思います。


マスコミも自衛隊の活躍をもっと紹介してくれなくてはいけませんね。

それがマスコミの使命、なんじゃないんでしょうか?

 


2011年06月15日

教科書展示会へ行こう!

子供が中学校時代にPTA会長もしたりで、PTAの様子は少しばかり理解している

つもりだが、親たちの「教科書」についての関心は極めて低い、という思いが

してならない。


無理もない。

教科書を疑ってみることなどないのが、普通の大人である。

しかし、それは今や間違いである。


平成24年度からの4年間、中学生が学ぶ教科書が、教育委員によって選定され

この8月中には決定される。これを「教科書採択」という。

教育委員にとっては、極めて責任の重い任務である。


わが国の教科書は、誰がつくってもよいことになっているが、文科省による

「教科書検定」というふるいにかけられる。

そのふるいは「学習指導要領」という国の教育方針で、3月中に文科省が行った。


中学校の教科書は、7社の教科書がふるいを通過したが、ふるいの穴が大きすぎる

ため、その内容には大きな差があるのが現状だ。

しかし、内容に大きな差があるとは、国民にはわざわざ知らされてはいない。


大人が、子供の教科書を見る機会など普通はない。

その間に、教科書の内容はどんどん変わっていった。

近隣諸国の圧力とそれに同調する一部の教員達の手によって。


内容を知った大人は、自分の時代と今の教科書の違いにきっと驚くに違いない。

とりわけ、歴史の教科書については。

登場人物だけ見ても、これは誰?っていう人物が取り上げられていたり、

あの歴史上の人物を取り上げていないのはなぜ?という違和感を感じるはずだ。


教科書は事典ではないし授業時間に制限があるので、当然ページ数が限られてくる。

よって、この時代にはこの事件やこの人物が載ってしかるべき、という選択、

バランスが重要となるが、7社の教科書によってそれはずいぶん差があるのだ。


特に近現代においては、日本人が学ぶ日本の教科書としてふさわしいのか?

と感じる自虐的な記述が気になるものも多くある。


中学校の学習指導要領、社会の歴史的分野の「目標」には、

「我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てる。」

とある。


教科書の採択は、各市町の教育委員の責任と権限に委ねられているが、

委員の皆さんが、この「目標」に最も添った教科書はどれなのか?

自分の子供、孫に学ばせたい教科書はどれなのか?

真剣に考え、自らの見識で、勇気をもって選定して下さることを願いたい。


教科書の選定という決断が、日本の歴史を愛する子供をつくるのか、はたまた

日本の歴史を愛せない子供をつくるのか、という決断だからである。


最後に、市民が選定前の教科書の内容を閲覧し、意見を述べられる機会がある。

「教科書展示会」といって、各市町の教育委員会などで行われている。

これもあまり告知されていない。

できればひっそりやりたいのだろう。


しかし、市民が教科書の内容に意見できる唯一の機会だけに、良識ある市民の方々に

ぜひ行ってもらいたい。

「日本は悪いことばかりをしてきた国である」と主張し、活動する組織の方々が、

熱心に行っておられるそうでありますから・・・


 山口県教育委員会「教科書展示会」(会場は教科書センター一覧表参照)

 http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50900/kyokashotenji/20110531001.html

2011年06月12日

着物の美

今日、遠石会館では「婚礼和装フェア」を開催。

伝統の美、和装の素晴らしを感じて頂きたいと願っています。


12hitoe.JPG  ikann.JPG

               古式ゆかしい 十二単と衣冠

昨日の準備をみていたら、装束ですからマネキンに着付けるは苦労してました。


utikake.JPG  doresu.JPG

     艶やかな打ち掛け              清楚なドレスも


すでにお客様がいらっしゃっていて写真は撮れませんでしたが

今日はロビーにもたくさんの打ち掛けが展示してありました。


「日本の着物の素晴らしさ」は、世界でも高く評価されてきました。

「着物という芸術」とさえいえます。


日本の女性に、日本の着物の素晴らしさを、もっと感じてほしいですね。

日本人が最も似合う、日本人に最も映える衣裳なんですから。


NHK大河ドラマの「江」の中にも、お姫様達の艶やかな打ち掛けが登場します。

茶々、初、江。

3人の立場や年齢や性格の変化によって、着物が選ばれているように思えて、

着物の変化を興味深く見ています。


多彩な色や柄からも、昔から日本人には素晴らしい感性があったことが

伝わります。

やっぱり、着物は、日本の誇るべき文化の一つですね。


2011年06月11日

神社本庁

今週は、久々に上京しました。

渋谷区代々木、明治神宮の北参道近くにある「神社本庁」で会合。


%E6%9C%AC%E5%BA%81.JPG  神社本庁講堂


「神社本庁」は、全国の神社や神職を包括する組織で、

神職の任命や研修、神社を取り巻く様々な課題に対応しています。

また、各県に「神社庁」が置かれ、山口県神社庁は山口市天花の

野田・豊栄神社境内にあります。

  神社本庁 http://www.jinjahoncho.or.jp/


不肖私も、山口県神社庁の役職をいろいろと仰せつかっており、

神社庁にはちょくちょく、神社本庁にはたまに、参上する機会があります。


神職となるため、学生時代の5年間?を渋谷にある「國學院大學」で学び、

そしてよく遊びましたので、東京には懐かしさと新しさを感じます。


でも、たまに行くからいいんでしょうね。

あの満員電車での通勤だけは、きっと堪えられません。


2011年06月04日

国会中継

昨日は久々にお休みで、予定通り午前中は家内と墓参り。

蚊と戦い、汗を拭いながらの掃除。

先日来の雨や風で、なかなか手応えがありました。


午後は、定番のお好み焼き屋さんで昼食。

夕飯の買い物をして、新しくオープンしたカフェに。


そして、家に帰ってからテレビをつけたら、ちょうど国会中継。

朝から民主党の大騒ぎがニュースになっていたので、菅さんの発言や

いかに・・・


「一定のメドとはいつのことか?」

「若い世代に責任を任せるとは退陣ということか?」


各政党、各会派が、いろんな角度から何度も何度も質問するのに、

菅さんの答弁はというと、「言葉通り。そのままです。」の繰り返し。

答え、説明にまったくなってない。

国民に対する誠意をまったく感じない。


内閣不信任案は、ゴタゴタの末、衆議院では否決されましたが、

国民意識の中では、いよいよ可決されつつあるのではないでしょうか。

そう感じた国会中継でした。


2011年06月01日

茅の輪くぐり

今日から水無月。

水の無い月、と書きますが、水の多い時期ですよね。

本来は「水な月」で、「水の月」という意味だそうです。


本殿前に、今日から「茅の輪」(ちのわ)を設置しました。

例年、神主さん巫女さんの手作りです。


tinowa.JPG


水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命 延ぶと云うなり


水無月には、無事健康に夏を越せるように願う「夏越の祓い」(なごしのはらい)

を行います。

6月30日午後4時の「大祓式」(おおはらいしき)までの間、

人の形をした紙「人形」(ひとがた)に罪やケガレをうつし、

「茅の輪」をくぐって心身を祓い清めます。

「茅の輪で難を逃れる」のは、スサノオの命の故事に由来するものです。


体調を崩しやすい夏がやってきますね。

どうぞ、心身健康に夏を乗り切れるよう、お参り下さい。