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2013年10月31日

お伊勢様の御札「神宮大麻」

伊勢の神宮では、「式年遷宮」により参拝者が増え、今年はすでに1000万人を

越え、集計を始めた明治28年以降最高の参拝者数となったようです。


「国民の総氏神」「日本人の心のふるさと」と呼ばれる伊勢の神宮へと、

多くの国民がお参りされることは大変喜ばしいことであり、このことはきっと

日本人の心の復興へと繋がるように感じています。

そしてまた、神宮へのお参りは、外国の方も格段に増えているようです。

神宮は、富士山や京都以上に日本を感じることができる場所と言えますし、

「神宮には民族や宗教を越えた何かを感じる」と世界の著名人が感想を述べられて

いるように、誰彼と無く肌で感じ心に響くものがあるからでしょう。


このように「お伊勢様」への関心が高まる中で、これが一過性のものや観光的なものに

止まらず、お参りのご縁から神宮への崇敬が深まり広まっていくよう願っています。

そのためには、家庭に「お伊勢様の御札をおまつり頂くこと」です。


日本中に大きな恵みを与えて下さる「お伊勢様」のお力に、

日々地元でお守り下さる「氏神様」のお陰に、感謝し平安を祈る・・・。

「お伊勢様」と「氏神様」の御札に手を合わせることは、日本の美風であり、

家庭での祈りが神様とのご縁をつなぎ、家族の心を育ててきました。


伊勢の神宮にお参りされた多くの方には、ぜひお伊勢様の御札をおまつり頂き、

お伊勢様とのご縁を繋いでほしいと願います。

もちろん、お参りされてない方も、ぜひ御札によってご縁を繋いで下さい。

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       山口県神社庁HP 「御札と神棚のまつり方」
       http://www.yamaguchi-jinjacho.or.jp/sanpai.html#titlebar_12 

                
このお伊勢様の御札は、「神宮大麻(じんぐうたいま)」と言います。

「大麻」とは、厳重な祓いを重ねた御札という意味です。

毎年神宮の中で一つ一つ丁重に奉製され、祓いを重ねられた御札が、

神宮から全国の神社を通じて、各家庭に届けられます。

                 
さらに、神宮から届いた「神宮大麻」は、「神宮大麻頒布始奉告祭」というお祭りを

重ねて各神社から配られます。

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  山口県神社庁周南支部「神宮大麻頒布始奉告祭」
  お祭りの後、斎主から支部長へと大麻が授受されます


これから年末年始、地元の氏神様で、お伊勢様の御札「神宮大麻」を頂いてまつり、

氏神様とお伊勢様とそれぞれの家庭がご縁を深めて、良き新年を迎えられるます

ことをお祈りします。

2013年10月27日

百田尚樹さん

いよいよ12月から映画公開される『永遠の0』。

今年の本屋大賞を受賞した『海賊とよばれた男』。


両作品で人気作家となった百田尚樹さんが、自民党山口県連主催の「政経セミナー」

にて講演されるということで、山口まで行ってきました。


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会場は1000人以上入っていたでしょう、超満席。

講演では、両作品への思いを熱く語られました。


先の大戦において命がけで戦い、そして敗戦の苦難を乗り越え、日本を再興したのは

大正生まれの人達。この世代は日本のために尽くして亡くなっていった。

そして、今や戦争経験者から話しを聞く機会がなくなってしまった。

これを伝えるために書かねば、と思った。

『永遠の0』の読者から最も多く寄せられたのは「知らなかった」という声だった。


「日章丸事件」を知って身体が熱くなり、「出光佐三」を調べて背筋が凍った。

多くの人に伝えなければと、作家としての使命のようなものを感じた。

敗戦というどん底から立ち上がった人々の気力は凄まじい。

あの時代から繁栄を築いた人達の姿に学び、再び日本を甦らせなければならない。


こんな熱い男、百田尚樹さんの講演会が、近々周南市でも開催されます!

11月29日(金)、18:30~20:00、 周南市文化会館にて、

入場チケット1000円(全席自由)です。


因みに『海賊とよばれた男』下巻には、出光興産が初めて製油所を建設する場面に

その当時徳山市長だった祖父の名前が実名で登場しています。


もしも百田さんとお話しができたら、実名の理由も聞いてみたいものです。

2013年10月21日

インスタレーション

今日、神社庁へ打合せに行った際、神社庁のある野田・豊榮神社境内に、

いつもと雰囲気の違う人たちの姿が。


そこでは、坂本龍一+高谷史郎によるインスタレーションが行われていました。

インスタレーションとは、芸術作品のことのようですね。


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現地スタッフの方に伺ったら、「水」がテーマの作品で、水のない池に

ミスト(霧)の発生装置とカメラががセットされ、ミストの動きによって音楽が

流れるというインスタレーションということでした。

この音楽が坂本龍一氏作とか。


なかなか見ることのできないものを見せて頂きました。

夜だったらもっと幻想的な雰囲気でしょう。


頂いたパンフレットをによると、山口情報芸術センター10周年記念祭の一環と

して行われているイベントのようです。

http://10th.ycam.jp/program/

2013年10月19日

V と W

今日は、大安の土曜日。

結婚式2組の奉仕を終えてから、お誘い頂いた安藤忠雄氏の講演会へ。

国際ソロプチミスト徳山が40周年記念に、「世界の安藤」を招かれました。

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氏は大阪弁でユーモアを交えながら、ご婦人方が多数の会場を飽きさせないように

お話しされ、建築の話しばかりでなく、日本のこれからに数々の警告や示唆を。


多忙を極める氏が、地元大阪を変えるという理想に向かって先頭に立って活動して

おられることも感銘を受けました。


そして、これがグサッときました。

 「今の日本、特に若者に大事なことは、VとW。ビジョンとワークだ。

  大きな理想に向かって、真っ直ぐひたすらに働くことですよ。」


理想(ビジョン)が大切であり、理想が働く力になる。

理想が大きいと、モチベーションもパワーも協力者も大きくなる。

理想が小さいから、モチベーションもパワーも協力者も小さい。

と実感。


大きい理想とは、自分の夢ではなく、自分たちの夢とできるものなんだ。

そういう夢の描き方をしなきゃあだめなんだ。

と気づかされました。

2013年10月17日

弔辞

今日は、ある神主さんの葬儀に参列。

初めて、「弔辞」というお役を務めて参りました。


神主さんの葬儀に際しては、神社本庁と神社庁より弔辞が奉呈されます。

それぞれの代表が参列するのが本来ではありますが、日程や場所によって

無理がありますので、神社庁役員が名代として参列するのです。


連絡を頂いてから、早速用紙を買いに文具店へ。

奉書風「式辞用紙」慶弔両用、を求めました。

その袋には、インクジェットプリンタ対応、文例ダウンロード、と大きく赤字で。

端っこに小さく「※手書きでもお使いになれます。」との表記がありました。

そういう時代なんだなあと、実感。


用紙を前に筆を執ると、故人のことやご遺族のことが思い浮かんで緊張。

下手ながら懸命の墨書。

ご葬儀では、緊張の中にも心を込めて、二つの弔辞を代読して参りました。


しかし、今日の葬儀で最も印象的だったのは、最後に遺族を代表し挨拶に立たれた

ご長男の言葉でした。

  「ありがとうお父さん。お父さんを誇りに思います。
  
   お父さんの息子でよかった。お父さんの家族でよかった。」


お別れに際して、家族から贈られる最高の言葉のように感じました。

故人のお人柄と、ご家族の温かい絆を感じました。


人それぞれに人生いろいろではありますが、その終焉にこんな言葉が贈って

もらえれば、最高の人生ですね。


謹んで御霊の安らかならんことをお祈り申し上げます。

2013年10月06日

奉幣の儀

新殿へ遷御の翌朝、お食事が供えられる「大御饌」(おおみけ)。

そして、天皇陛下お供えの幣帛が奉られる「奉幣」(ほうへい)が行われます。

10時からの「奉幣」参進を見ることが叶えばと、内宮へと向かいました。

朝から多くの参拝者です。


前日、「臨時出仕」として庭燎のご奉仕をさせて頂いた長男とも合流。

大学の先生方と参道脇から「奉幣」玉串行事所を見学できる場所にいるとのこと。

様子のよく見える場所でご一緒させていただきました。


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 昨晩の「遷御」に続き「奉幣」にご参列の秋篠宮殿下

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 幣帛の納められた辛櫃(からひつ)

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 神宮祭主様、大宮司様

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 奉仕員の列、この先で太玉串行事が行われます

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 遷御の翌日とあって多くの参拝者。その列は数百メートルに。

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 直会は、おはらい町で、伊勢名物のセットで。


内宮では、この日も午後から夜にかけて、

 古殿内の神宝や幣帛を新殿に移す「古物渡」(こもつわたし)

 御神楽の前に神饌を奉る「御神楽御饌」(みかぐらみけ)

 天皇陛下の差し遣わされた宮内庁楽師奉納の「御神楽」(みかぐら)

と祭儀が続き、3日間にわたる内宮の遷宮がやっと終わります。


続いて外宮の遷宮が、5日の遷御を中心に3日間行われますので、

奉仕員の方々には6日間続いてのご奉仕となることでしょう。

重儀の連続だけに、心身共に大変なことと拝察します。


2日、5日と、両宮共に新宮への遷宮が無事終了しました。

洵に慶賀に存じます。

明年3月末までは、新殿、古殿の両方がお参りできるようです。

これまでの20年への感謝、これからの20年への祈りを捧げに、

国民の総氏神様「お伊勢さま」へどうぞお参り下さいませ。

2013年10月05日

遷御の儀を奉拝

10月2日、皇大神宮(内宮)「遷御」(せんぎょ)の日。

「日の大神様」の遷御は、晴天に恵まれました。

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皇族代表としてご参列の秋篠宮殿下のご到着。

幸運にも宇治橋前でお迎えすることができました。

この日は午後から明朝まで、一般参拝者は宇治橋から中に入れません。

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神域に設けられた奉拝席3000の規模は圧巻でした。

皆さん早めに奉拝席へ移動し待機を。

午後5時半以降は、退席の案内まで、一切席を立つことはできません。

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午後6時、太鼓の合図で奉仕員の参進が始まります。

太鼓の音がかすかに耳に届きました。風向きが良かったのでしょうか。

次第を見ながら、参道での祭儀の進行を想像します。

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徐々に、神域には暗闇と静寂が深まっていきます。

かがり火と提灯の灯りだけ、虫の音と風の音だけの世界。

奉拝席からは、御正宮の中で行われている祭儀の様子を只々想像するだけです。

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お定めの午後8時を期して「出御」が始まりました。

神楽歌が聞こえ始め、列が石段を下りてくるのがかすかに見えてきます。

列の中心、絹の布で囲まれた「御(ぎょ)」(ご神体)が進むにしたがって

かがり火が消され、浄闇の中に奉拝席の前、雨儀廊の中を通り、石段を上がって

新宮へと入御されました。


神々しさの極みを感じました。

この場で、この空気に触れることができ感激でした。

神様の尊さ、歴史の重さ、遷宮の素晴らしさに感動しました。


この「遷御」の様子は、神宮式年遷宮広報本部よりネットで配信されています。

昨日私も拝見し、祭儀の様子がよくわかりました。解説もあります。

11月3日まで配信されてますので、どうぞご覧下さい。

  
  「遷御の儀」動画配信 http://media.sengu.info/

2013年10月01日

皇大神宮遷御の儀へ

伊勢の神宮では、20年に一度、8年前から始まった式年遷宮のクライマックスを

いよいよ迎えようとしています。

皇大神宮(内宮)2日、豊受大神宮(外宮)5日の午後8時、神様に新しい社殿へと

お遷り頂く祭儀「遷御(せんぎょ)」を迎えるのです。


  伊勢神宮遷宮行事一覧「遷御」 http://www.sengu.info/gyoji-detail28.html


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私も、2日の皇大神宮遷御に特別奉拝させて頂くため、明日から伊勢に行ってまいり

ます。

さらに有難いことに、大学で神主修行中の長男が祭儀奉仕の栄を受け、30日より

伊勢に入っております。庭燎(ていりょう)という、かがり火のお守り役をさせて

頂けるようです。


20年に一度の新宮遷りにより、天照大御神が出御される。

その神々しい空間に身をおけると思うと、今から胸が高まります。


そしてこの度、この遷御の様子が、2日午後6時から動画配信されます。

これは第62回目の式年遷宮にして初めてのことでしょう。

ぜひ、ご覧になって下さい。


  伊勢神宮式年遷宮広報本部 遷御の儀動画配信 http://media.sengu.info/