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毛利徳山藩最後の藩主

4月3日は、祐綏(ゆうすい)神社の例祭です。

例年、桜が花を添えてくれるのですが、

今年はいつになく遅咲きで、少し寂しい例祭となりました。


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 少しだけ咲いた桜の木もありました


祐綏神社は、毛利徳山藩の初代藩主である就隆(なりたか)公と、

第9代で最後の藩主である元蕃(もとみつ)公を祀る神社です。

元蕃公は、幕末の萩本藩を支えた、明治維新の功労者でもあり、

明治17年帰幽後に、その神霊が祐綏神社に合祀されました。


徳山藩は、長年、本藩と険悪な関係が続いていました。

しかし、幕末になり元蕃公の弟敬明公が本藩藩主敬親公に養子として迎えられ、

そして跡継ぎ元徳公となられたことをが、本藩と徳山藩を結びつけることとなりました。


禁門の変で朝敵とされた長州は、長州征伐によっていよいよ窮地に立たされます。

その時、この危機を三家老の処分によって乗り切ろうとします。

本藩にとって何とも困難なこの処分を、元蕃公の徳山藩が引き受けたのでした。


徳山藩の元蕃公と萩本藩の元徳公、この兄弟の絆が幕末の長州藩を救ったのです。


来年は明治維新150年を迎えますが、長州山口県には萩以外の多くの地でも、

明治維新に尽くした人々の大切な働きがあったはず。


明治維新150年を機に、維新にまつわる様々な歴史にもっと多く触れてみたいものです。