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回天の島

戦時中、回天特別攻撃隊の発射訓練基地のあった大津島。


その歴史を伝える「回天記念館」の前に聳える「回天」の碑前にて斎行の

潜水艦や回天攻撃隊を始めとする英霊の慰霊祭に参列してきました。


この慰霊祭は、「伊58」潜水艦や橋本以行(もちつら)艦長につながるご縁の方々によって、

今年で16回目が執り行われたものです。

戦後、橋本艦長は実家であった京都の梅宮大社宮司となり、現宮司さんと親交のある神職さん、

元乗組員の方々、また伊58から回天で出撃した遺族の方々などが奉仕されているものです。


「伊58」潜水艦は、テニアンに原爆を運んだ帰りの米艦「インディアナポリス」を撃沈したことで

有名ですが、奇しくも昨年夏「インディアナポリス」が、そして海没処分された「伊58」が相次いで

海底で発見されています。


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碑前の桜はまだ蕾でしたが、春の穏やかな天気に恵まれた慰霊祭でした。

毎年祭典の用具などを提供し、心ばかりのお手伝いをしながら、時間が許す時には

参列をさせて頂いています。


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今年は、奉仕神職さんとご縁のある方がイタリアから来日、参列されました。

フィレンチェにて和紙を使ったアーティストとして活躍の横山明子さん夫婦とご友人で、

日本と日本文化が好きで、神職さんの案内で慰霊祭にも興味を持たれたとのこと。

戦時中のお話しを熱心に聴いておられました。


国のため、家族のため、子孫のために、尊い命を捧げられた英霊の慰霊と顕彰を

引き継いでいくことは、平和を享受し今に生かされている我々の使命。

そしてそれは、世界のどこの国でも当たり前のことであるはずです。