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祐綏の神霊

4月3日は、兼ねて宮司を務める「祐綏(ゆうすい)神社」の例祭でした。

今年は桜の開花が殊の外早く心配しましたが、祭りに花を添えてくれました。


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祐綏(ゆうすい神社は、徳山藩初代藩主毛利就隆(なりたか)公と、最後の藩主元蕃

(もとみつ)公をお祀りする神社で、徳山藩御屋敷跡に鎮座しており、かつて徳山公園と

呼ばれたこの一帯は、「徳山の桜の名所」として親しまれてきました。


社号の出典は、『神道明辨(しんとうめいべん)』という書の中の「護 神 祐 以 綏 萬 民」 

であり、「神の祐(たす)けに護られ以って万民を綏(やすんじ)る」からと伝わります。

よって社号には、「神の助けに護られて万民を安らかにする」という願いが込められている

ということでしょう。


出典の『神道明辨』は、元文2年(1737)に度会常彰(わたらいつねあきら)が書いた

もので、明辨には「はっきりする」という意味があり、神の道をはっきりするためにと

書かれた書物なのでしょうか。

著者の度会常彰は、江戸中期の神宮外宮の神職であり、伊勢神道の学者です。


祐綏神社の創建は、文化8年(1811)に7代藩主広鎮(ひろしげ)公が、初代藩主を

神と祀る神社を創建し、その後明治7年より「祐綏神社」の社号となりました。


そして大正4年に、最後の藩主元蕃公の神霊が合祀されています。

元蕃公は明治維新において大きな貢献をなされたが故に、後の世の人々の心を動かし

神社に合祀されることとなったのでしょう。


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今年が明治維新150年であり、徳山藩にもゆかりの歴史があるということを知ってもらおうと、

3月から祐綏神社の鳥居に「奉祝 明治維新百五十年」の提灯を掲げています。


幕末維新に活躍した元蕃公を祀る祐綏神社にて、徳山藩と明治維新を偲びつつ

4月22日(日)11時より、明治維新百五十年奉祝祭を斎行いたします。

奉祝の餅まきも行いますので、皆様どうぞご参列下さい。